19章 退院前夜の心境〜感謝という2文字に集約される〜

こんばんは!








18章までで入院中の出来事を書いたので
今回は当時の振り返りとして退院前夜の
心境を書きますが退院前夜の私の心境は
”感謝”の一言でした!







それは大きくわけて2つの意味があり
1つは支えてくれた方々の温かさに
感謝であり、2つ目に私自身の経験に
プラスされる事への感謝でありました!







2015年1月から長い治療が始まり、
鼻の手術を勧められ、何度もガンと
疑われたが結果は出ずに、その後も
膠原病やウェゲナー肉芽腫など
様々な病気が候補に上がる中、
約10ヶ月程たった2015年11月10日に
まさかのガン宣告!








8章に綴りましたがガン宣告を受けた
当初は本当に苦しくて「何で俺が
ガンなんだ」と状況を受け入れられず
苦しんでました。







そして特に苦しかったのが9章に書いた
友人や知人に伝える事。








友人や知人の印象が
病名がつくまでの元気な私から
ガンになった私に変わるのが怖くて
もしかしたら対等に関わることが
出来ないかもしれないと感じていました。







しかし現実は全然違っていました!







1つ目の支えてくれた方々の温かさに
ついては正直な話、入院生活が
約2ヶ月ありその中で1日中、1人で
過ごした事はほぼゼロに等しいくらい
誰かお見舞いに来てくれる。







これに関しては正直、何度も救われましたし
未だに思い出すだけで心が熱くなります!







私は個人的に病室とは閉鎖的で
誰とも関わらずに孤独な闘いを
強いられる場所だと認識していたので
続々とお見舞いに来てくれる方々がいて
「1人で闘ってるんじゃないんだ」と
安心したのを覚えてます!






また夜になって面会時間が過ぎても
携帯のおかげで色んな方に励ましの
言葉を頂き、昼夜問わずたくさんの方々に
支えられる生活になりました!






上記の事に関してはもちろん支えて頂いた
たくさんの方々の優しさがあって初めて
成り立つものですがなんでこんなにも
良くして頂けるのだろうと改めて
考えました!







その結果やはり人に隠し事をせずに
正直に全部をさらけ出した事がこの様な
状況を作り出せた要因だと思います!






ガンである事を人に言わずに
ごまかしていたら近寄りにくく遠目から 
見守られる存在になっていたはずですが
あえて全部をさらけ出す事で友人や
知人の距離感がグッと縮まって以前
よりも信頼関係が高まった様な気もします!







この事により人への情報発信が
いかに大切かを見に染みて感じました!







そして2つ目の私自身の経験へプラス
される事への感謝でしたがこれに関しては
1つ目の支えてくれる方々の温かさに
感謝と大きく関係しています!







色んな方に支えて頂けるから
頑張ろうと思えるし、病気に負けず
立ち向かう姿を見て感動して頂ける事も
何度もありました!








その度に自分が頑張る事は
自分が生きる為でもあり、またそれは
人を励まし助ける力にもなり得るんだと
私自身が辛い→良い経験へと捉え方を
変えれたのが良かったです!







この事は色んな方によって開発された
私のポジティブですし、やはり1人では
達する事が出来ない境地だと思います!








色んな方に支えられその一瞬一瞬を
生きるというこの感覚はガンに
ならなければ経験出来ない事だと
今では思います!







上記の2つの理由から私の入院生活の
心境は”感謝”という2文字に集約されます!






長くなったので続きはまた書きます!






それでは!