8章 予期せぬガン宣告〜しかし病気は待ってくれない〜

こんにちは、今日のブログを更新致します!






前回の復習として藁にもすがる思いで
九州大学病院へ。そこで耳鼻科と口腔外科を
受診して、口腔外科は鼻と口の貫通する穴を
一時的に塞ぐ為にマウスピースを作るように
言われ、耳鼻科は検査をもう1度だけ行い
何もなければ鼻と口の穴を塞ぐ手術を
すすめられました。そして鼻の検査結果を
聞きに行くために2015年11月10日に
父親九州大学病院へ向かいました!






それでは続けます!





2015年11月10日に九州大学病院へ向かい
その日の会話を思い出すと検査結果よりも
手術の方が怖くて、且つ当時も大学に
通っていたので手術する場合は冬休みなど
長期的な休みを使わないとな〜なんて事を
父親と話していました!





そんな会話しながら待っていると
耳鼻科の画面に私の番号が表示されたので
中に入ると開口一番に耳鼻科の医師が
「大変な事が起こりました」と言われ、
私と父親は一瞬    ???みたいな
反応をしてしまいました!






なんせ私の中ではこれまで幾度となく
検査をこなしてきて結果が出なかったので
検査から大変な事が分かるなんて
想定外すぎて反応に困りました!





そして先生から
「とうとう原因が分かりました。
節外性NK/T細胞リンパ腫 鼻型という病気です。」





その言葉を聞いてまたしても  ???の
反応を取ってしまいました!





節外性NK/T細胞リンパ腫 鼻型って何?





アルファベット入ってるし、鼻型とかいう
名前まで付いてるんだともの凄く冷静に
聞いていたのを今でも思い出します!





その横で父親
「その病気は端的に言うとなんですか?」
と聞くと先生から
「いわゆる血液のガンです。」と言われました





その一瞬は今でも鮮明に覚えていて





あー俺ってガンなんだーと景色が
モノクロに見えて頭がボーッとしている状況





ガンという病名の重さと元気に学生をしてる
自分とのギャップがあり過ぎていまいち
信じる事が出来ない。






しかし横で人に辛い姿を見せない
気丈な父親が涙目になって
何度も天井を見上げている姿を見て
どうやらガンにかかったのは本当で
夢ではないのだと理解しました。








今までどの病院でも見つからなかったのに
今回たまたま見つかったのは生体検査で
採取した鼻の細胞が偶然、ガンを示す
細胞だったみたいで基本的にこの病気は
ガンを示す細胞が摂取されにくいから
かなり見つかりにくいとの話!





だからまだ症状が進んでないうちに
見つかったのは運が良かったみたいです!





しかしガン宣告直後はそんな事
考えられる筈もなく、ただ自分はガンで
これからどうなるのかなと客観的に
自分を捉えることしかできない。






メディアなどでガン=死というイメージも
漠然とついてましたし、抗ガン剤や放射線
もの凄く辛そうなイメージもありましたし
当時21歳で死を感じる事は想定外だったので
これから先の世界が未知すぎて色んな
恐怖から目を逸らしていたのかもしれません






そのくらい私にとってガン宣告は
怖いものでした。





しかし病状は進む一方で
耳鼻科でガン宣告を受けた直後すぐに
血液腫瘍内科に案内されて、
血液腫瘍内科の医師から
「入院患者が現段階で一杯ですので
空きが出たらすぐにでも入院して下さい」
と告げられ心の準備が出来ないまま
段取りだけが着々と進んでいく。






入院はおそくても2週間もすれば
病室の空きが出ると言われ、残り
2週間で何ができるのかと考えながら
外の景色をボーッと眺めてました。





というわけで長くなりましたので
続きはまた明日書きます!






それでは最後にガンに関する一口メモを!





ガン細胞をやっつけるNK細胞(白血球)の数が定期的に運動している人は運動しない人に比べてずっと多く活性も高いことがわかっている。






適度な運動を心掛けて見て下さい!





それでは!