44章 ”褒める”事でガンの捉え方が前向きになる⁈〜「目に見えないバケツをいっぱいにする」〜

こんばんは!







前回に引き続き今回も
私がガンを前向きに捉える要因となった
タル・ベン・シャハーさん著書の
「次の2つから生きたい人生を選びなさい」
の記事の一部を紹介したいと思います!










以下引用。








A 他人の長所を見過ごす
B きちんとほめる

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ひとつのほめ言葉で2カ月は生きられる。

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ほめ言葉は、聞くとうれしい気持ちに
なりますが、効果はそれだけではありません。








長所というものは見過ごせば、だんだんと
消えてしまいがちです。








私はできるだけ、妻や子ども、部下、
あるいは自分自身をほめようとしていますが
それは相手を元気づけると同時に、
関係性を強めることになるからです。








余裕のあるときに貯金しておけば、
いざというときに困らなくてすむのと同じで
日ごろからほめ言葉を口にしていると、
相手との関係が悪化した場合となんとか
乗り越えられます。








家庭や職場で笑顔を見せたり、温かい言葉を
投げかけたりするのにお金はまったく
かかりませんし、ほめることで得られる幸せ
という「究極の報酬」は、お金に
かえられないほど大きいものです。








Action 人にポジティブな感情を与える








子ども向けの絵本「しあわせのバケツ」の
中で、作者のキャロル・マックラウド
デイヴィッド・メッシングは、一人ひとりが
「目に見えない心のバケツ」をもっている
という世界を描きました。








バケツにはその人のポジティブな思いや
気持ちが入っています。








うれしいときはバケツはいっぱいに
なりますが、不幸で悲しいときは空っぽに
なります。








ほめたり、親切にしたり、ただ笑顔を
向けたりして人を喜ばせることは、
その人の心のバケツを満たすことです。








しかし、けなしたり、あざ笑ったり、
傷つけるようなことをして人を悲しませれば、
ポジティブな感情が入っていたその人の
バケツは空っぽになってしまいます。








親切な行いや優しい言葉のいいところは
他の人のバケツを満たすのと同時に
自分自身の心のバケツも満たしてくれる
ことです。








与えることは受け取ることと同じだからです。








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上記の例は人に対する態度について
挙げられていますが、この教えは応用して
物事にも使えると思います!








私は悪性リンパ腫 ガンが分かった当初
前回の記事で書いたように「治療が辛そう」
「打ち明けたら周りの方々との関係が
崩れるのではないか」など過度な自分の想像で
「目に見えないバケツ」を空っぽにして
しまっていました!








病気にかかる前は日常の有り難みが
分からない、人の温かさに気付けない等
書く事が恥ずかしいくらいどうしようもない
人間だったので仕方がないですが。(汗)







しかし悪性リンパ腫 ガンになって
「日常の喜びを強く感じれるようになる」
「人の温かさを知る」など病気に
かからなければ決して分からなかった事を
知れたのは病気になった者の大きな特権で
あると思います!








上記の事に気付けたからこそ
私の中で闘病歴は長所そのものになり
寧ろ今では周りの方々に胸をはって
病気のお話をすることが出来ます。








そして悪性リンパ腫 ガンの闘病歴を
長所として捉えることが出来た1番の理由が
人の温かさに触れることが出来たからだと
思っています!








私自身、「病気の事を打ち明けたら
周りの方々との関係が崩れるのではないか」
などと思っていましたが、幸い周りの方々に
恵まれて、私を支えても良い事は
何もないにも関わらず、見返りを求めずに
ただ純粋に私を支え、応援して頂いた
おかげさまで今の健康な私がいます!








幸いにも私の周りには「目に見えないバケツ」
がいっぱいの方々がたくさんいて
本当に良くして頂きました!








だからこそ私は少しずつですが
お世話になった方々に恩返しすると共に
これから先関わる方々にも私がかつてして
頂いたように見返りを求めず、行動して
行きたいと思います!








それこそが私の「目に見えないバケツ」を
いっぱいにする方法であり、また闘病を
今よりもっと前向きに捉えるための姿勢で
あると感じています!








人や物事の短所に焦点を合わせていませんか?








人や物事の長所を見つけ、褒める姿勢を
取る事で「目に見えないバケツ」を
いっぱいに出来ていますか?








それでは!