28章 ガンになり日々の出来事から学んだこと〜恐怖や不満を抱えて初めて必死になることが出来る〜

こんばんは!








前回の振り返りとして
ガンにかかったことにより「時間は有限」
ということを知り、それまで目標がなく
ダラダラしていたが多少なりとも”死”を
意識した為生きている間に何が
出来るかと目標、目的を
掲げるようになった。

それは結果的に時間の意識が
1日単位が1時間単位に変わり、
日常生活を細かく見るようになった。









それでは続けます!









ここ最近はガンになった事による利点を
書いていましたが治療から1年が経過する
今でも「日常生活の細部を意識する」や
時間は有限だ」と気付けたことは役に
立っていますし、上記の事に
気付けなければ確実に路頭に
迷っていたと思います。(汗)









だから私にとってガンは良い事では
ないが、学びを得る事が出来る
貴重な経験です!









そして実際に学びを得た一例として
今回話す味覚障害について話したいと
思います!








そもそも味覚障害とは?に関しましては
18章の味覚障害ついての解決策
亜鉛を取る為の実験〜に記したので
省略させて頂きます。









18章で退院直後に味覚障害をどうにか
治したいと思い、調べたところ亜鉛
取れば味覚障害が治るかもしれない
という仮説を立てたので

・出来るだけ味わう事がない物
    (味覚障害中は全部苦く感じるので)

亜鉛を出来るだけ沢山含んでいる物

この2つの条件から探したところ
健康食品に辿り着きました。








私は健康食品の中でも情報収集の結果
株式会社クロレラサプライさんの
牡蠣の6倍亜鉛を含む青玉Vと
三基商事株式会社さんのビタミン、
ミネラル、鉄分を多く含む
ミキプルーンに絞り試し始めました。









退院直後に試し始めて、分量としては
ミキプルーンを1日スプーン8杯分、
ヨーグルトに混ぜたり自分で直接
舐めるなりして青玉は朝と晩に
10錠ずつ飲むようにしました。









そして試し始めて3日目で早速
効果が出始めて、今まで乳製や
甘いものしか食べれなかったのですが
塩気を感じれるようになったのです!








元々白ご飯が好きでお菓子など
甘いものをあまり好んで食べない
私にとって甘い物しか食べれないのは
かなりキツく、試して3日目で塩味を
少し感じた時には感動で涙が出そうでした。









そのくらい当時の私にとって
味を再び感じることは嬉しかったこと
であり、元々辛いものや塩気のあるものが
好きな私には待望の味でその日
作ってもらった塩ちゃんこ鍋を
完食したのを今でも覚えています。笑








当時私は「治療終了後半年間は
味覚は治らない。」と医者に
言われていてネットでも味覚障害
かかった後は味覚が変わったり、
場合によっては戻らないと
書いてあったので「もしかしたら
もう2度と味わう事が出来ない可能性も
あるのでないか?」と心底
怯えていた事を思い出します。








しかし「どうしても味わいたい」
「このまま苦味だけ感じるのは嫌だ」と
強烈な不満と恐怖を感じた事により
味覚障害を1から調べて仮説を立てて
検証した結果、3日目には少しだが塩気を
感じる事が出来た!








この一件小さな成功が私にとって
どれだけ大きくどれだけ嬉しかったか
今でも忘れられない、そして私の基盤と
なっている出来事の1つです!







ガンになった事により今まで
意識しなかった色んな事に
気付かせてもらいましたが
味覚障害に関して学んだ事は
本当に自分が不満や恐怖を抱いた時に
初めて必死になれるということ!








逆に言えばガンにかかる前の私みたいに
不満や恐怖がそこまでないから
「今日1日何しようかなぁ」状態で
フラフラとしてしまう。








上記の事が分かってからは
怠け者の自分を怠けさせないように
行動に目的を持ち、時間の重みを
意識するよう心がけてます!







長くなりましたので味覚障害の続きは
また次回書きたいと思います!








日常生活で恐怖や不満を感じていますか?







その恐怖や不満を解消するために
力強く動けていますか?







それでは!