12章 放射線開始〜放射線も意外とキツくなかったので”普通”の生活を心掛けた〜

こんばんは、今日のブログを更新します!







前回の振り返りとして2015年11月27日

から本格的に抗ガン剤の治療を始める。

私が抗ガン剤治療を始め感じた苦しさは

・首にCVカテーテルを指しているため
抗ガン剤投与の時に寝返りが打ちづらい。

・抗ガン剤を体内から素早く取り除く為
利尿剤を投与され、その効果で
10分〜15分間隔でトイレに行きたくなる

たったこれだけで自分がテレビなどで
想像してた苦しい治療とは全く
異なっていた。






それでは続けます!





抗ガン剤の治療は上記にも書いた様に
本当に私にはそんなに苦しくない治療!






テレビやネットなどでネガティヴな
イメージを勝手に積み重ねていたため、
治療前は正直かなり不安でしたが
やってみると案外そうでもない。





百聞は一見にしかずとはこの事を
言うんだと痛感した瞬間でもありました!





そして今日は放射線治療について
述べて行きたいと思います!






本来、節外性NK/T細胞リンパ腫 鼻型は
放射線治療の場合、どうしても鼻に
放射線を当てなければならないので
進行が早く、患部の範囲が広いと
と目や口など関係のない場所にまで
放射線が当たり、出来ないパターンが
あるそうです!






しかし私の場合は幸いにも

・ガンの発見が早期だったので
   他の場所に転移していない&患部が小さい

・大学生だから若いし、抗ガン剤と
   放射線を併用しても耐えきる体力がある


上記の理由で抗ガン剤と放射線の治療を
短期間集中で受ける事が出来ました!





私のように悪性リンパ腫は特に
1回目の抗ガン剤、放射線治療
効きやすいみたいで両方を
受けれるのはかなり運が良いと
医師に言われたくらいです。






そんな経緯で2015年12月2日から
抗ガン剤と併行して放射線治療
始まりました!






放射線治療とは具体的に何をするかと
言えば、ベッドみたいな物に寝かされて
目や口を保護するマスクとマウスピースを
着用し、後は放射線を当てられるのを待つ!






要するに放射線の治療は仰向けで寝る。






たったこれだけです!笑






しかも時間も5分程度で終わりますし
正直これが治療なのかと思うほど
短いです!






私の場合鼻から口にかけて放射線
当てていたので放射線の副作用として
粘膜炎や痒み、口内炎などが出来ると
言われていましたが放射線開始から
3日経ってもほぼ変化は起こりませんでした!





抗ガン剤は予想していたよりもキツくない
放射線も短いしキツくない、これが
抗ガン剤と放射線を併行して受けていた
私の感想です!





なので抗ガン剤投与中も放射線治療
受けている日も寝込む事なく、病院内を
歩き回り、読書を楽しみ、ゲームをして
面会に来て頂いた方達とお話しすると
いうようなごく普通の入院生活を
送りました!





入院生活を続けている中で副作用は
少しずつ出はじめたのでそれについて
また後日記載していきますが、その時も
基本的にあの人本当にガンなの?と
言われるくらいの生活をしてました!笑





とにかく私が心掛けていた事は出来るだけ
普通の生活をするということです!





その理由は10章で記載したように
・どんなに苦しくても笑顔で大丈夫と
    言い続けた方が末期ガンを治したと
    いう話しを聞いたこと

・両親が私の事でどうにもしてあげれない
   苦しみと闘っていたので苦しい姿を
   見せる訳にはいかなくなった





という2つの観点から生じたもので
特に2番目の自分の事で人を
悲しませるのは嫌だという思うと
こんな病気にやられてたまるか!
自分がガンで死ぬはずないと
よく分からないスイッチが入り、
その気持ちが結果的に現在の
元気な現状に繋がっているのでは
ないか?と考えました





私は死にたくないというような
私視点での考えだと”私だけ”なので
どうしても病気の恐怖がチラついた時に
ブレてしまいやすくなります!






しかし私のように例えば誰かを
悲しませたくないという客観的視点だと
”私+誰か”になり、この要素が
多ければ多いほど芯がつよく
ブレなくなるのだとこの時に学びました!





もし病気の恐怖に呑まれそうな場合は
客観的視点を持って○○の為に
頑張らなければいけないという要素を
探して見てください!





そしてこの思いを胸に病前と出来るだけ
変わらない普通の生活を試みて下さい!





それでは!