42章 悪性リンパ腫 ガンをプラスに転換させる方法〜過去を前向きに捉えれば未来が明るくなる〜

こんばんは!







前回に引き続き今回も
私がガンを前向きに捉える要因となった
タル・ベン・シャハーさん著書の
「次の2つから生きたい人生を選びなさい」
の記事の一部を紹介したいと思います!










以下引用。








A チャンスを見逃す
B 幸運をつくりだす

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真実が扉をノックするとあなたは言う。
「あっちへ行け。私は真実を
探しているのだ」。そして真実は
去っていく。

哲学者  ロバート・M・パーシグ
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チャンスは頻繁に私たちの扉をノックします。








それは何かの偶然であったり幸運な
巡り合わせであったり、予想も
していなかった贈り物だったり意外な
出来事だったりしますが、私たちは
気にかけることはありません。








私たちはこうした機会を見過ごし、
まるで何も大事なことは起きていないかの
ように生きています。








実際、そう考えることを選択するなら、
意味のあることは起きていないことになり、
起きることもありません。








機会をつかんで、訪れたチャンスを
上手に生かすのは自分自身です。








神の力を信じようと信じまいと、
あるいはどんな出来事にも意味があると
思おうと思わまいと、「偶然」に意識を
向けることで手にするものは大きくなります。








Action 物事に意味を見出す








人生には思いどおりにならない側面が
あるのは確かです。








しかし、私たちには幸運をつくりだす
優れた能力があります。








ハードフォードシャー大学の
リチャード・ワイズマンは、ラッキーな人
(自分でラッキーだと思っている人と
人からラッキーだと思われている人)に
ついて研究しました。








研究において彼は、ラッキーな人と
そうでない人には、ある種の行動や
考え方のパターンがあることを発見しました。








ラッキーな人とは、じつはチャンスとの
出合いに気づき、それをフルに活用して
自ら幸運をつくっている人でした。








ほとんどの人が「意味のない偶然だ」と
見ることを、ラッキーな人は「意味のある
出来事だ」と捉えるのです。








さらにラッキーな人は、幸運がやって
くるのを待ったりせず、日々の生活に
変化を取り入れながら幸運をつくりだして
います。








彼らは読んでいる新聞、会社に行くときの道、
参加する活動、つきあう人などを
変えることによって大きなチャンスに
遭遇する可能性を高めているのです。








ラッキーな人を特徴付けるもうひとつの
性質は、コップに水が半分入っていたら
「まだ半分ある」と考える傾向が
あることです。








たとえば、もし強盗に遭ったとしても
彼らはケガがなくてよかったと思うでしょう。








仕事がうまくいかなくても、その経験から
学び、成長したと考える傾向があります。








ラッキーな人は盗まれたとか仕事が
うまくいかなかったという、ほかの人なら
ネガティヴに考えることもポジティブな
体験に転換しています。








このような過去に起きたことの解釈が、
未来に起こることに影響を及ぼします。








信念は予言として作用して、自分が
ラッキーだと信じる人は、実際に
ラッキーになる可能性が高いのです。








日々の生活に変化を取り入れ、
ふだんと違うことをして幸運をつくるという
選択をしてみてはいかがでしょうか。








もうすでに自分はとてもついていると
気づくことでさらなる幸運がつくり
だせるのです。








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上記の内容は私の悪性リンパ腫 ガンの
捉え方にも通ずるものがあります。








ガン宣告を受けた直後は本当に辛くて
「なんで自分だけが」と悲観していました。








しかし、実際には悪性リンパ腫 ガンに
なったおかげで「日常の有り難み」や
「人の暖かさ」に気づく事が出来たので
決して辛いことばかりではなかったです。








病気にならなければ決して気づく事が
出来なかった事を考えると引用文で
言うならば経験から学び、成長したと
いう捉え方を現時点でしています。








そして過去の闘病を前向きに経験と
捉える事が出来たので必然的に
これから先の歩み方も「日常生活すべてに
学びは満ちている」「人の暖かさに触れて
病気が寛解したので恩を返すために努力する」
など明るく前向きに捉える事が出来ています。








私事ですが先週の三連休で大学を
無事卒業出来ました。








その卒業の際、ゼミでお世話になった恩師に
「出会った人にそれぞれ愛情を注ぐだけでも
一生では時間が足りないのにどうしてそれを
憎しむ時間に使うのだ」という言葉を
教えて頂きました。








まさに私が病気を通して感じた事を
言語化してくれている言葉で
悪性リンパ腫 ガンという命に関わる
大病を患ったからこそ病気を悲観して
立ち止まる暇があるなら闘病中に
お世話になった方々や今も苦しんでいる方に
何か出来ることはないか?と考える私の
気持ちを端的に表してくれています。








ゼミの先生に上記の言葉を頂いたので
悲観してチャンスから逃げず、
寧ろ自分からチャンスを作り出せるよう
過去を前向きに捉え、日々の生活に変化を
与えていきたいと思います。








日々の生活を惰性で過ごし
チャンスを見過ごしていませんか?








過去を前向きに捉える事で未来を明るくし、
自らチャンスを作り出せていますか?








それでは!