35章 悪性リンパ腫 血液のガンを経験した私の感覚〜自分の体験、経験に勝るものはない〜

こんばんは!









前回(34章)の振り返りとして
私が治療終了1カ月後の検診時に
私は「再発したとしても仕方がない。
その時はまた良い経験が出来る。」と
開き直っていた。

更に悪性リンパ腫発症時に人の温かさ、
日常の喜びを感じていたので「元気な時は
悔いを残さないように全力で生きる」という
姿勢で日々を過ごした結果、開き直りに
充実感が乗っかる形になった。

このような形になった時、心身共に満たされ
結果的に治療終了後1カ月検診では
何もなかったのではないか?と考える。








それでは続けます!







上記に記したように治療終了後1カ月検診は
特別異常もなく、2015年11月に
悪性リンパ腫 血液のガンが見つかり
2015年1月15日にはガンが消えて
退院できるという怒涛の2カ月間でした。笑








検査結果が分かる頃には2016年の3月に
なっていましたので今から約1年前の出来事で
はるか昔の出来事のように思えます!笑








話を元に戻しまして治療終了後1カ月検診が
終わった時からの具体的な治療内容として

・月に1度病院に通い、血液検査と診察を
   受ける

・月曜、水曜、金曜の週3回免疫低下防止の
   薬を半年間飲み続ける


たったこれだけでした。








治療終了後から2カ月程は抗ガン剤や
放射線で特に免疫が下がっている為、
週に一度くらいは病院に通わなければ
いけないだろうと思っていたのですが
「週に一度見せなければいけないほど
進行が早い病気ではないよ」と担当医に
言って頂けて気持ちが楽になりました。








元々、どこかの空間に居続けることは
それ程得意ではないですし、「週一度は
だいぶ拘束されるな」と思っていたので
月一度で良いと知った時はかなり嬉しかった。








更に驚いた事が禁止事項の少なさで

・免疫が下がっている為、海鮮系や
   生ものは禁止

たったこれだけでした。








免疫が下がっている時に海鮮系や
生ものを食べると食あたりなどを
起こしやすく、そこから肺炎などを
併発したら危ないからとのこと!








それ以外は割と自由で「過度な運動は
あまりお勧めしないが、適度な外出などは
寧ろオッケー。インフルエンザとかに
掛かってしまったらその時に電話して下さい」
という本当に大丈夫かな?と思うくらい
自由な生活!笑








きっと今まで何人も患者さんを
診てきた上で患者さんのストレスが
掛からない言葉掛けや出来るだけ明るく
病気を捉えさせるための気配りなどを
掴んでいたのだと思います!








九州大学病院の血液腫瘍内科は
全国でも有数の技術を持っているらしく
担当医がそこに在籍していたので
かなりの実績と自信があるのだなと
当時思いました!








この実績と自信がある先生に
「ある程度の外出なら寧ろオッケー」と
言われたものですから親の心配をよそに
友達と遊んだり、自由にドライブしたりと
やりたい事やりたいようにやりました!








この当時、抗ガン剤の影響で
眉毛も抜け、髪も抜けてスキンヘッドに
近かったので多分ですがかなり人相が悪く
道行く人に見られていましたがそんなこと
御構いなしに今まで出来なかった事を
好きなように行う生活を楽しみました!








上記の内容を纏めると要するに
私にとってガンはそんなにキツい病気では
ないという事。








ガン発症から約2ヶ月でガンが消滅し、
その間の抗ガン剤や放射線
耐えられる範囲のものであった。

更にガン寛解後も治療は月一度の通院と
週3回の薬を半年間飲み続ける事だけで
禁止事項は半年間海鮮系や生ものの我慢。








あくまで私の経験に基づいた話ですが
病気が分かった当初、この何十倍、何百倍も
苦しい治療を想像していました!








しかし、実際はそんなにキツくないし
経験してみなければ分からない!








精神的に1番キツかった時はやはり
病気当初の必要以上に色々と考えてしまい
自分で勝手に”苦しい、辛い”を拡げて
しまっていました。








百聞一見にしかずと言いますが
自分の目で見て、体験する事が1番
理解出来ますし、想像すれば辛さや
苦しさはどこまででも拡がるのだと
分かったところで今日のブログは終わります。







 
自分で想像して勝手に苦しさや辛さを
膨らませていませんか?







 自分で見た事、経験した事を
大切にしていますか?








それでは!