31章 入院をすることによるメリット〜習慣化を身につける事が出来る〜

こんばんは!









前回の振り返りとして荒技ですが
抗ガン剤投与中でも”普通”の生活を
心掛けた。それは主に2つの理由があり

・寝込むと自分が病人なんだと
   自覚してしまうから。

・どんなに苦しくても笑顔で「大丈夫」と
   言い続けた方が末期ガンを治し、
   その方が私のロールモデルだったから

上記の理由により、一般の方と
遜色がないような生活を意識して
過ごしていた。








それでは続けます!








前回、出来るだけ”普通”の生活を
心掛けていたと言いましたが実際に
どのような生活を送っていたか紹介すると
共に”普通”の生活を送ることで如何なる
メリットがあるか書きたいと思います!








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入院中ある日の1日タイムスケジュール

朝6時半起床、脈拍を測られる

7時 朝ご飯 (味覚障害で基本食べれない)

8時 読書 (漫画、小説、ビジネス、
自己啓発等をひたすら読み漁る)


11時前後 放射線治療が15分程入る
そこからコンビニ、図書館を歩き回り散策

12時 昼ご飯(味覚障害で基本食べれない)


13時 シャワーを浴びたり、着替えたりする

13時半頃 お見舞いに来てくれた方とお話

15時頃 30分程仮眠

15時半頃 別のお見舞いの方が来てくれる

17時半 夕食(もちろん基本食べれない)

18時 別のお見舞いの方が来てくれお話し

20時面会終了 その日の日記を纏めて
当時書いていたブログに纏める

21時 読書の続き

22時 テレビを見ながら就寝
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日によってはお見舞いの方の人数が
変動したり、放射線治療がなくなったり
することもありましたが基本的に
このタイムスケジュールで動きました!








また上記のタイムスケジュールで
ある程度固定して動くことでメリットが
大きく2つあり、まず1つは
私にとって自分は病人ではなく
健康な人間なんだと暗示をかけることが
出来ました。








病人ではなく、健康な人間だと思い込むのは
生活面が大きく変化すると思います!








前回書いたように「自分は抗ガン剤を
打ってるから」「自分は放射線
受けてるから」などと先に思ってしまうと
行動範囲を狭めてしまい、出来ることさえ
出来なくなってしまいます!








そうではなく「自分は健康だから
人とたくさん会える」「自分は健康だから
たくさん読書出来る」と健康という言葉を
先に持ってくる事により行動範囲は
広がります!








この思考を持てば例え抗ガン剤や放射線
副作用で気分が悪くなろうと「健康な自分が
たまたま気分が悪い」と風邪に近い感覚に
なるので多少の苦難もなんなく
乗り越える事ができます!
(ただ苦しさを我慢する事と心掛けを
変えることは違うので本当に体調が悪い時は
無理をしない事が1番です!)








そして2つ目ですが自分の生活が
習慣化され、リズムが生じ
やる気が向上することです!








なぜ習慣化されるかというと
病院システム上、ご飯の時間や
起床、消灯の時間など自分の生活を
外部から半ば強制に決められるため
勝手に生活習慣が出来ます。笑








これにより「昼ご飯までには〜しよう」
「消灯までに〜しよう」生活の中で
小さな制約が生まれ、加えて悪性リンパ腫
なった事により「時間は有限だ」と
悟っているので時間の質が必然と
上がります!








結果的に習慣化することにより
それまでダラダラした生活を切り離し
時間の質を継続的にあげる仕組みを
自分で持つ事ができる。








上記の2つの理由がタイムスケジュールを
固定することによるメリットであり
私がダラダラと堕落した生活に別れを
告げたキッカケになります!








生活に外部の制約を取り込んでいますか?








それにより時間の質を上げる事が
出来ていますか?








それでは!