22章 ガンを素直に告白したことによる利点〜ポジティブサイコロジーの源〜

おはようございます!








前回の振り返りとして
ポジティブサイコロジー
目の前にある出来事をしっかり認識して
自分の立ち位置を確認することで
初めて成り立つ思考である。

そしてポジティブサイコロジー
私の状況に当てはめてみると

私の場合どうしても逃げられない
ガンという病気になる。
                  ↓
初期段階で幸い進行が進んでいない
                  ↓
支えてくれる多くの人に気付く
                  ↓
病気は乗り越える為に与えられた試練だと
自分で認識する。

このように病気をプラスに捉えるためには
ポジティブサイコロジーは大いに
役に立つと思います!







それでは続けます!







ポジティブサイコロジーは実際に
入院当初には私に根付いていたのですが
それは決して1人の力ではなく
他者の存在があったからだと思います!






私は約2ヶ月ほど入院をしていたのですが
その2ヶ月で1日に家族や友人と
会わない日は記憶上では3日間くらいしか
ありませんでした!







当時看護師さんもあまりに人が
お見舞いに来てくれるのでびっくりして
「大人気だね」と言って
頂けるほどでした笑







これは自慢ではなくしっかり理由があって
やはり情報発信をしたからだと思います!







9章でも話した通り最初は
元気ながらガンになってしまった自分に
戸惑い、「人に話したら今までの関係が
崩れてしまうのではないか?」と
怖かったのですがそれでも事実を
隠したくはないと思い、入院までに
会える方には直接会ってガンを打ち明け
会えない人はSNSを使って
打ち明けました!








やはり直接会ってもSNSで打ち明けても
最初は驚かれてどうしていいか分からない
顔をされますがそれでも以前から築いた
信頼があれば関係性が崩れることは
ないのだと病気になって改めて
感じました!







多分隠していたら当時私は大学生
3年生だったので所属していたゼミなどから
少しずつ情報が漏れていき、「第三者から
伝わって来たから本人には言わない方が
いいよね」みたいな感じで敬遠される
存在になっていたような気もします!







それが怖かったので思い切って話したら
たくさんの方が有り難い事にお見舞いに
来てくれましたし、中には2ヶ月の間に
6回〜7回お見舞いに来てくれた方もいて
本当に恵まれていると思いました!







そしてこれこそが今にして思えば
ポジティブサイコロジーに繋がる
第一歩だったと思います!







私は上記のとおり敬遠されるのが
嫌だし本当に大切な友人や目上の方が
たくさんいたので誠心誠意真っ正面から
ぶつかっていきたいと思い、ガンに
なったことを包み隠さず告白しました!







この一見関係ない行動で
たくさんの方がお見舞いに来てくれて
私は「1人で闘っているのではないんだ」と
底知れない安心と感謝に包まれました!







普段の生活からは感じたことのない
感覚に襲われて「この体験は病気に
かからないと分からなかった」と
思いましたし、今もこの感覚は
忘れられないので当時お世話になった
方々の恩は胸に刻み込んでいます!







そしてこの感覚を味わったからこそ
自分は乗り越えるための試練にいるのだと
思考を転換することが出来ました!







1人で困難に立ち向かっていけるほど
私は強くないのでそういう時にこそ
色んな方に助けを求めたのが良かったと
思います!







その時がどんなにカッコ悪くても
日々を真剣に生き抜けばそれなりに
評価してくれる方がいるのだなと
いうのが私の教訓であり、闘病中の
ポジティブサイコロジーの源でした!







長くなりましたがこれで終わります!







それでは!