14章 放射線の副作用で味覚障害になる〜味覚障害を経験した事により食べる事の喜びを初めて知る〜

おはようございます!







前回の振り返りとして抗ガン剤の
副作用が出始めて髪が抜けた。
髪が抜けたのはショックだったが
抗ガン剤を投与する以上仕方が
ないこと。その時に悲観的になるか
楽観的になるかでその後の副作用への
モチベーションが大きく変わる!







それでは続けます!





抗ガン剤を投与してから10日ほど
経った日、上記に書いたように
髪が抜け始めてどうせ抜けるなら
という事で自ら病室で坊主にしました!






髪が抜けるのはそれなりに
ショックですが痛みも伴わないし、 
ニット帽を被ればカバー出来るので
ここで肝要なのは悲観的になったり
しないこと!






私は元野球部ということでショックを
受けましたがすぐに切り替え出来ました!






なぜここまで切り替えについて
繰り返し述べるのかというと今日話す
放射線と抗ガン剤の副作用である
味覚障害が思いの外
辛いものだからです!





抗ガン剤は10日ほど経った時に
髪が抜ける以外は吐き気もあまりなく
発熱もたまに起きるくらいで生活に
支障が出ることはない!






しかし放射線は治療開始から
2週間程経った2015年12月16日
くらいから口に少しずつ痛みが出て
来て鼻の皮膚も痛み始めました!





特に口内は口と鼻を貫通している穴が
空いていたので食事や飲み物が
溢れないようマウスピースを着用!
(詳細は6章 膠原病から一転
今度はウェゲナー肉芽腫⁈をみて下さい!)






マウスピースが放射線で弱った
歯茎や唇を刺激して出血を伴うように
なりました!






これに関しては段々と少しずつ症状が
酷くなっていきますが詳細は後日書きます!






そして放射線と抗ガン剤の副作用で
1番辛かったのは味覚障害でした!






私自身、テレビやネットなので
抗ガン剤や放射線治療により吐き気や
痛みなどがひどいものと勝手に
思っていたのでまさか味覚障害
辛いとは思いもしませんでした。笑





しかも味覚障害は突然やってきます!






私の場合は放射線の影響で
口と鼻に出血や腫れなどが出始めて
少ししたくらいに味覚障害
なりました!






どのくらい唐突にやってくるかというと
昨日まで美味しいと感じていた
ケチャップの味が突然、強烈に苦くなり
不味いと感じてこのケチャップは
腐ってるんだと思ったくらいです!笑





昨日まで美味しく食べれていたものが
今日突然不味くなるという恐さ!






味覚障害になってからというもの
日常で美味しいという喜びを大切にせず
食事を作業化してしまっていた自分に
凄く後悔しました!






また味覚が治らなかったらどうしよう、
再び美味しいものが食べれるように 
なるのかという不安と葛藤していました!






しかし人前で辛い姿を見せない、
常に笑顔で人に何を聞かれようとも
大丈夫と答えていたら末期ガンが治った
という知り合いの方の話を信じ、
味覚は絶対に戻ると自分自身に
言い聞かせました!






その結果、味覚が戻らなかったら
どうしようという不安や恐怖

→どうやったら味覚が治せるだろうと
希望と楽しみに変わりました!






また味覚障害も段々と食べれないものが
増えて症状も進行していったので
その詳細は後日書きます!






長くなりましたが私の場合
抗ガン剤や放射線で1番辛かった副作用は
間違いなく味覚障害でそれを経験
したことで今は美味しく食べれること
そのものに喜びを感じる事が
出来ています!






もし食事を日々こなす”作業化”して
しまっているのであれば味を感じる事は
恵まれていて、美味しく物を食べる事が
出来ている状況や環境に感謝して
毎日食事をしてみてはいかがでしょうか?






それでは!