48章 ガンは正直に告白した方が良い⁈〜弱さやマイナス面を曝け出すと信用が生まれ助けてくれる〜

こんばんは!







前回に引き続き今回も
私がガンを前向きに捉える要因となった
タル・ベン・シャハーさん著書の
「次の2つから生きたい人生を選びなさい」
の記事の一部を紹介したいと思います!










以下引用。








A 批判に耳をふさぐ
B 耳を傾ける

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私たちは真実を知りたいと言う。それは
「自分を正してほしい」という意味である。

大学教授  ミヒナ・モルドベア
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完璧主義者がもつ特徴のひとつは、
「批判を受け入れない」ことです。








批判というのは欠点や不完全なところを
指摘されることなので、完璧主義者にとって
受け入れがたいものです。








完璧主義者でなくても、たいていの人に
とって自分への批判を心から素直に
聞き入れることは難しいでしょう。








しかし批判に対して耳をふさぐなら、
私たちは高い代償を払うことになります。








かたくなに批判を拒否することで
役に立つ意見が自分のもとに届かない
だけでなく、他人との間に高い壁をつくって
しまうことにもなるからです。








成長することも、他人と親しくなることも
できなくなってしまうのです。








Action フィードバックを求める








私は完璧主義者です。








完璧主義は神経症の一種であり、
完全に治ることはないと言っています。








とはいえ、時間をかけてその傾向を弱め、
影響を小さくすることは可能です。








自分を守ろうとして気に入らない意見を
はねつけることで、自分がどれほどの
不利益をこうむっているかに気づいたとき、
私は自分を変えようと決心したのです。








まずは行動から変えていきました。








具体的に言うと、私が書いたものや
私のやり方に対して、他人にフィードバック
してくれるように頼みました。








そして批判されても、言い返したくなる
自分の気持ちを抑えるようにしました。








最初のうちは激しく反論したくなりましたが
時間の経過とともになんとか批判を
止めることができるようになってきました。








決して批判を聞き入れることが簡単に
なったわけではありませんが、以前よりは
できるようになってきました。








何年もかけて、批判に耳を傾け、
受け入れることができるようになってきた
おかげで、仕事でもプライベートでも
肯定的な変化を強く感じています。








改善したいことについては、周りの人に
フィードバックを組み、アドバイス
求めることです。








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悪性リンパ腫が分かった当初
私は「もし病気を人に告白したら
関係性が崩れてしまうのではないか」と
思っていました。








批判まではいかずとも同情されるのが怖く
病気を告白する際、最初の一歩を
踏み出すのに少し時間がかかったのを
覚えています。








しかし相手の目を気にするということは
私自身、相手の事を信用していないことに
なり、だったら相手を信じて告白してみようと覚悟を決め、打ち明けました。








すると最初は日常の元気な私でありながら
悪性リンパ腫にかかっているという
ギャップにみなさん驚かれていましたが、
日にちが経つにつれ、私が想像も
していなかったくらい色んな励ましや
支えの言葉を頂きました。








もちろん中には「病気の私になんて
声をかければいいか分からない」や
悪性リンパ腫 ガンは可哀想」とかで
多少距離が出来てしまう方も居ましたが
そういう声を聞けたなら、一刻も早く
元気な姿をその方々に見せてやろうと
闘病する上で大きな活力になりました!








私自身が完璧主義の為、自分を批判する
言動や態度に腹を立てることがこれまでに
たくさんありましたが、悪性リンパ腫
なってから自分の弱さやマイナスな部分を
認めた上でさらけ出すことにより色んな方が信頼して助けてくれる事が分かりました。








だからこそ私はこれまで以上に
正直にありのままの自分を曝け出そうと
思っていますし、また逆に曝け出して
くれた方には心底信頼して尽くそうとも
思っています。








人の目を恐れて自分の弱さやマイナス部分を
隠すことは一見自分を守っているように
感じますが批判を覚悟して曝け出したとき、
助けてくれる方々の温かさの方が
何倍も大きく輝いて見えると思います。








だからこそ私は正直に生きたいと思いますし
そのような生き方に転換したからこそ
悪性リンパ腫寛解したのだと
思っています。








批判を恐れて自分を隠していませんか?








弱さやマイナスな部分を認めてありのままの
自分を正直に出すことは出来ていますか?








それでは!